投資本レビュー.15 マンガでわかる 行動経済学

投資本レビュー

『マンガでわかる 行動経済学』

著者 ポーポー・ポロダクション

発行元 SBクリエイティブ株式会社 

あなたの行動は読まれている!?

投資をする上で『自分以外の人の動き』や

他人の心理』が気になったことはありませんか?

人の心理を知り、その裏をつけば勝てる

と思ったことありませんか?

自分は他人とは違うと思っていても

『あなたを含めた』大衆の動き

行動経済学で既に説明されています。

つまり、『あなたの行動』は

人に読まれている可能性が高いということです。

世の中には行動経済学に基づいて

設定、設計されているものがたくさんあります。

投資・トレード活動をする上でも

行動経済学を知り

人間の行動特性を知っておいて損はないはず

行動経済学が気になってきた人

そんな人におすすめなのが

マンガでわかる 行動経済学という著書です。

【おすすめの理由】

行動経済学が簡単に理解できる。

マンガで理解するのがカンタン。

行動経済学をもとに

投資での判断力の向上に役立てることができる。

人間の行動パターンがわかるようになる。

【この本の構成と特徴】

著書の構成

序章含めた6章で構成されています。

序章  行動経済学とは

第1章 不思議な経済心理

第2章 合理的な判断を阻害するシステム

第3章 私たちはなんでも「比較」し、そして「マネ」をしたがる

第4章 投資とギャンブルの行動経済

第5章 行動経済学を応用した戦略

著書の特徴

人間は『常に合理的に判断し

正しい選択をする』とは限らない

時に衝動買いを行い

雰囲気に流されることがある。

行動経済学とはこういった日常生活の中で

人がついついしてしまう心理や

行動パターンを研究して

明らかにしていく学問です。

著書マンガでわかる行動経済学

行動経済学で導き出されている

人間の心理や行動パターンを

69個紹介しています。

  • 一度手にすると商品の価値が上がる
  • 数字は見せ方で判断基準が変わる
  • 見えるものが見えているわけではない
  • 損失と利益の価値の差
  • 一度、投資してしまうと途中で引けない

上記は著書の項目の一部です。

日常生活の中に潜む行動理論

保有効果・フレーミング効果・確証バイアス

プロスペクト理論・サンクコストの過大視など

投資活動においても知っておいた方が良い

理論をわかりやすく説明してくれてます。

基本的に1項目を1ページで説明しており

身近なところで例えられている上に

マンガの挿絵もあるため理解しやすくなっています。

【自分の感想】

投資は人と人が行うものなので

テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析とは別に

心理的な分析』も必要であると考えています。

他人の行動パターンを理解しつつ

自分の心理と行動を

コントロールする必要があると思っています。

そんな行動パターンや心理がわかるのが

マンガでわかる行動経済学 です。

著書は人の行動におけるパターンや

心理をマンガ付きで紹介してくれているので

非常に分かりやすい内容となっています。

理論を学ぶとなると難しそうで敬遠しがちですが

日常生活の中に潜む理論を説明してくれているので

スッとなじみます。

損をすること・得をすること

お金にまつわる判断

行動経済学で研究・説明されています。

それは投資においても応用することができます。

例えば、損切りができない時の感情

行動経済学で説明ができるというコトです。

行動経済学を知っておけば、

自分の感情や行動、判断理由を

客観的に説明することができ

コントロールすることができるようになります。

行動経済学を学ぶ初歩の本として

読むことをおすすめします。

【まとめ】

  1. どんなことが書いてある
  2. 何ができるようになる
  3. こんな人におすすめ

1. どんなことが書いてある

行動経済学に関しての基本

行動経済学で説明されているパターン69個

2. 何ができるようになる

大衆の心理や行動パターンを学ぶ事ができる

自分の心理や行動のコントロールができるようになる

投資における判断が行動経済学をもとに

できるようになる

3. こんな人におすすめ

行動経済学をカンタンに学びたい人

大衆心理や行動を学びたい人

自分の感情をコントロールできない人

本日も読んでくれてありがてぇ

ということで

まったね~☆

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