『手堅く稼ぐ 株の必勝ルール』
著者 中山 まさかず
発行元 株式会社ナツメ社
【本との出会い、感想】
本日紹介するのは初心者から読める書籍であります。
名前にもある通り、勝つコト、利益を出すことを
主軸においた内容であり
そのために必要なもの『ルール』
これをどう設定していくかを解説しています。
「なぜ買うのか」理由をはっきりとさせて、
読んだ後で「根拠のある投資」ができるように
なってもらうための本です。
【こんな人におすすめ】
- なんとなく勘でトレードしていた人
- 利益を出せない人
- 平日仕事でトレードできない人
そんな方におススメしています。
【本の構成】
構成は全部で4章
- 今までなぜ勝てなかったのか
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
- 資金管理
という構成のもと、各章に項目が振り分けられています。
1項目2~4ページでまとめられています。
【この本の特徴】
この書籍もイラストマンガがあり
とても読みやすくなっています。
ルール設定や利益を出すための手段は
基本的にファンダメンタルズ中心の内容で
3章のテクニカル分析においても
ファンダメンタルズ分析をやった上での
内容となっているので
テクニカル分析の中に分類される
ガチガチのチャート分析、
トレンド分析などは学べません。
ファンダメンタルズ分析においては
企業の成績、決算短信、月次報告、
貸借対照表、キャッシュフロー計算書
など企業分析の基本を主に解説しているので
この本を読み進めて行くと
実際の企業報告書が読めるようになっています。
難しい言葉すべてを解説しているのではなく
あくまで投資に必要な部分、
確認しておきたいところの解説となっています。
テクニカル分析、チャートのみでトレードしてる方にも
最低限の企業分析に必要な知識を
得る方法を知るのにピッタリです。
目標設定、損切りルール、ナンピンルールなども
数値化された目標を立てられるように
指数の%も具体的に解説しているので
実際にトレードを行う前、
もしくは勝てないのでルールの再設定を
おこなう際に読んでおきたいところです。
【心に染みた言葉】
自分がいいではなく、他人がいいものを選ぶ
予想してはいけない
借金してまで株はやらない
引用:手堅く稼ぐ 株の必勝ルール
上記は本書の冒頭部分に掲載されている言葉ですが
この言葉はこの本以外でもよく目にする言葉です。
それほど重要かつ本質的な言葉でもあるというコトですね。
三番目の言葉は私の心に会心の一撃を与えてきます。
心が締め付けられる……。
でも、株式で借金しているわけでは無いので
ギリギリ心を保ててます。
ということで
本日も読んでくれてありがてぇ
まったね~☆
コメント