
ねぇ、ねぇ、ボクが今、何考えてるかわかる?

株を買いたいと思っている。

ピンポーン!!なんでわかったの?

テレパシーさ

スゴイ、テンサイ、カッコイイ、ソンケイシテマス。

絶対に思ってないやつな!
株式投資の世界においては
2種類の人間しかいません。
『買いたい人』と『売りたい人』です。
そして株式投資において必要なこと
それは『周りの人がどう思うのか?』と
いうコトです。
本日はこの買いたい人と売りたい人を
注文板を交えての心理も含めて
お話していきます。
株価が上昇する板
株価が上昇するには
買いたい人が売りたい人を
上回る必要があります。
それは当然『注文板』に
情報として現れます。
下記の図をご覧ください。
買い板の厚い状況を表してます。

この図では
売り方に1000株の売り注文
買い方に8900株の買い注文がされています。
つまり、買いの注文板が厚い状況です。

売りたい人より
買いたい人の方が多いので
株価は上昇していく可能性が高いと言えます。
※ あくまで可能性の話です。
注文者ではなく『傍観者』を意識する
売り方1000株の売り注文
買い方8900株の買い注文
ここで大切なのは
この情報に対して
『周りの人がどう思うのか』です。

注文板には
注文を発注している『発注者』と
それを見ている『傍観者』がいます。
注文を出さずに買おうかどうか悩んだり
様子見をしている人たちです。
その『傍観者がこの情報を見てどう感じているか』
を思索するのが株式投資では必要です。

上記の注文板には
安く買いたいが板が厚く買えそうにないので
1000円で買おうか悩んでいる人
下落を恐れているが
600円の5000株を見て
下落し無さそうだと感じている人
買い板が厚いので
下落する可能性が低いと感じ
買いを決意している人がいます。
買い側の心境の変化を読み取る
誰かの1つのアクションが
他の者に影響を与え
それが波及し
状況がどんどんと変わっていきます。

上記の図は
1000円で買った人
先越されたと感じる人
上昇の気配を感じる人がいます。

1000円で株を購入したアクションに関して
周りの人の印象や心境に変化が生じて
その心境の変化が
新たなアクションを生み出しています。
1000円で買いたかったけど
買えなかったから1100円で
妥協して買うのもアクションです。
『アクション』→『印象』→『心境の変化』→
この3つを繰り返しながら
株価は上下に変化していくのです。

厚けりゃいいってもんじゃない
板の注文が厚ければ
それに乗っかれば儲けられるのか?
というと
そんな簡単な話ではないのが
難しいところです。
注文板が厚ければ
大量の株をさばきたい
大口投資家が動くことがあります。

大口投資家は一度に大量の注文をすると
それが株価の変化に影響するので
小出しに注文を出すのですが
大量の注文板があればそこに
注文をぶつけてさばくことがあります。


大口投資家が動くと一気に流れが変わります。
先ほどの買いが厚い注文板も
崩されてしまいました。

注文板に信用取引を絡ませて考える
注文板には買い方と売り方の2種類がありますが
以前お伝えした
信用取引も含めて考える必要があります。
信用取引には『信用買い』『信用売り』の
2種類がありました。
信用取引について
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
信用売りは『売りから入って買いもどす』
というのができます。
これも板に現れます。
買い注文側には
- 株を買いたい人
- 信用売りの返済注文(買い戻したい人)
売り注文側には
- 保有株を売りたい人
- 信用売りをしたい人
買い側、売り側で立場の違う人が存在します。

株を買いたい人は
株を購入したら売り側に移動し
株を売りたい人になります。
信用売りで売りから入った人は
買い側に移動し
買い戻したい人になります。
こうやって買いと売りが
ぐるぐると回るのです。
注文板には
買い勢力と売り勢力が存在していること
さらにそれを
傍観している者がいてることを
認識しておきましょう。
ということで
本日も読んでくれてありがてぇ
まったね~☆
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