
ねぇ、ねぇ、株を買ってみたいんだけど

注文方法にも種類が
あるんだけれども
知ってるかい?

知ってるよ!!!
大きく分けて
2つの注文があるよ

ふむふむ……。

こっそり注文と
大きな声で注文!!!

バタッ…………。
本日は株式投資における
注文方法についてお話していきます。
前回の板の説明では
買いたい注文と売りたい注文が
板に表示されると説明しましたが
その注文にも色々な注文方法があります。
今回はその注文方法のうち
基本となる2つの種類を説明していきます。
注文のしくみ
注文方法の基本は2つあります。
- 成行注文(なりゆき注文)
- 指値注文(さしね注文)
成行注文とは
今すぐ欲しい人・早く欲しい人の注文です。
値段指定をせずにとりあえず
一番早く買える or 一番早く売れる値段で
〇〇〇株、最速で注文します
この注文は最速で確定されます。
値段指定はできません。
指値注文とは
値段指定をして注文します。
※(同じ値段なら、注文した早さ順)
板の買数量・売数量のところに表示されます。
※のところは後ほど説明します。

成り行き買い注文
さて下の図の板状況は
売り注文で1000円で100株
買い注文で900円で200株の
せめぎ合いの状態です。
この時に下の2パターンで
成り行き買い注文をしたらどうなるでしょう。
- 例1 成り行き買いで100株の買い注文
- 例2 成り行き買いで500株の買い注文

例1 成り行き買いで100株の買い注文の場合
成り行き買い注文のルールは
一番早く買える値段で買う
というルールなので
一番低い売り注文から
買っていくことになります。
一番低い注文は1000円で100株なので
ここで売買成立となります。
例2 成り行き買いで500株の買い注文の場合
成り行き注文は
一番早く買える値段で注文するので
500株の買い注文を成立させるために
- 1000円で100株の売り注文を買い
- 1100円で300株の売り注文も買い
- 1200円で400株の売り注文の内の100株を買います。
これで合計500株の成り行き注文が成立します。
この時点で株価は1200円になります。
この注文が成立した後の
板は下の図のようになります。

指値注文のルール
指値注文は自分が注文したい
値段と株数を指定して
注文することができます。
複数の人が同じ金額で
注文をすることがあります。
その場合は注文の早かった順に予約
という形になります。

図のように900円で買い注文100株をして
買数量には1000株と表示されていた場合
最後に注文をしたあなたを入れて
1000株の注文があるということになります
つまり
あなたの前に900株の先予約がある
ということです。
その900株も一人が900株の
注文を入れていない場合は
細かく分けることができます。
図の①~④のように
①100株
②200株
③400株
④200株の順で
注文が入っているということになります。
これは実際の板では見ることができません。
自分含めて合計された数
1000株と表示されます。
同じ金額ならば、
注文を入れた順番で成立していきます。
あなたの100株の
買い注文が成立するのは
自分より前の900株の注文が成立した後
さらに100株以上の売り注文が出て
初めて成立となります。
まとめ
このように
成り行き注文は速さを重視
値段指定はできない
一番早く買える or 一番早く売れる値段で
最速で注文
指値注文は指定した値段を重視
(同じ値段なら、注文した早さ順に決定)
ここまで理解できたら
板の初歩はクリアとなります。
実際に注文をしてみたら
より理解が深まることでしょう。
ということで
本日も読んでくれてありがてぇ
まったね~☆
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