【初心者の館vol. 9】注文のやりかた:成行と指値

初心者 初心者の館
にゃん吉
にゃん吉

ねぇ、ねぇ、株を買ってみたいんだけど

伝説のおさる
伝説のおさる

注文方法にも種類が

あるんだけれども

知ってるかい?

にゃん吉
にゃん吉

知ってるよ!!!

大きく分けて

2つの注文があるよ

伝説のおさる
伝説のおさる

ふむふむ……。

にゃん吉
にゃん吉

こっそり注文と

大きな声で注文!!!

伝説のおさる
伝説のおさる

バタッ…………。

本日は株式投資における

注文方法についてお話していきます。

前回の板の説明では

買いたい注文と売りたい注文が

板に表示されると説明しましたが

その注文にも色々な注文方法があります。

今回はその注文方法のうち

基本となる2つの種類を説明していきます。

注文のしくみ

注文方法の基本は2つあります。

  • 成行注文(なりゆき注文)
  • 指値注文(さしね注文)

成行注文とは

今すぐ欲しい人・早く欲しい人の注文です。

値段指定をせずにとりあえず

一番早く買える or 一番早く売れる値段で

〇〇〇株、最速で注文します

この注文は最速で確定されます。

値段指定はできません。

指値注文とは

値段指定をして注文します。

(同じ値段なら、注文した早さ順)

板の買数量・売数量のところに表示されます。

※のところは後ほど説明します。

成り行き買い注文

さて下の図の板状況は

売り注文で1000円で100株

買い注文で900円で200株の

せめぎ合いの状態です。

この時に下の2パターンで

成り行き買い注文をしたらどうなるでしょう。

  • 例1 成り行き買いで100株の買い注文
  • 例2 成り行き買いで500株の買い注文

例1 成り行き買いで100株の買い注文の場合

成り行き買い注文のルールは

一番早く買える値段で買う

というルールなので

一番低い売り注文から

買っていくことになります。

一番低い注文は1000円で100株なので

ここで売買成立となります。

例2 成り行き買いで500株の買い注文の場合

成り行き注文は

一番早く買える値段で注文するので

500株の買い注文を成立させるために

  • 1000円で100株の売り注文を買い
  • 1100円で300株の売り注文も買い
  • 1200円で400株の売り注文の内の100株を買います。

これで合計500株の成り行き注文が成立します。

この時点で株価は1200円になります。

この注文が成立した後の

板は下の図のようになります。

指値注文のルール

指値注文は自分が注文したい

値段と株数を指定して

注文することができます。

複数の人が同じ金額で

注文をすることがあります。

その場合は注文の早かった順に予約

という形になります。

図のように900円で買い注文100株をして

買数量には1000株と表示されていた場合

最後に注文をしたあなたを入れて

1000株の注文があるということになります

つまり

あなたの前に900株の先予約がある

ということです。

その900株も一人が900株の

注文を入れていない場合は

細かく分けることができます。

図の①~④のように

①100株

②200株

③400株

④200株の順で

注文が入っているということになります。

これは実際の板では見ることができません。

自分含めて合計された数

1000株と表示されます。

同じ金額ならば、

注文を入れた順番で成立していきます。

あなたの100株の

買い注文が成立するのは

自分より前の900株の注文が成立した後

さらに100株以上の売り注文が出て

初めて成立となります。

まとめ

このように

成り行き注文は速さを重視

値段指定はできない

一番早く買える or 一番早く売れる値段で

最速で注文

指値注文は指定した値段を重視

(同じ値段なら、注文した早さ順に決定)

ここまで理解できたら

板の初歩はクリアとなります。

実際に注文をしてみたら

より理解が深まることでしょう。

ということで

本日も読んでくれてありがてぇ

まったね~☆

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