第18話 危険回避!!小さく始めよう

ねこ 投資・トレード

本日は小さく始めようという

お話をしていきます。

これは株式投資をする上で

非常に大事なことです。

理由は簡単

株式投資は損失が発生するからです。

株式投資では

やればやるほど、成果が出るものではなく

初心者のうちは

むしろ、やればやるほど損失が

膨らんでいくことの方が多いです。

さらに自分の今のレベルを知ることが

難しいというのもあります。

レベル50なら1000万円トレードでも大丈夫!!

というコトが言えないのです。

スポーツとトレードの違い

スポーツでは練習の時間と量、質によって

少しづつであってもスキルの上達に繋がっていき

自分自身での体感や結果で見えてくるものがありますが

株式投資の世界では

自らの上達とは

見えにくいものであり

上達していると

勘違いしやすい世界です。

勝っている=上達している と

言いきれない世界なのです。

また、株式投資では

売買の相手が必ず存在するのですが

見ることができません。

スポーツのように相手の表情や、心理的な変化、ストレス、挙動の変化を

汲み取るのが難しいのです。

同じ状況というのは存在しません。

これはサーフィンと似ているかもしれません。

波の動きは予想できても

同じ波は絶対に無い

そのような状況でその状況を読み取り

適切に対応する判断とスキルが求められます。

これらが株式投資をする中で

自らの上達を知る

大きな壁となるのです。

犬と子供、株式市場とわたし

株式市場ではこちらが

どんなに友好的でポジティブでも

噛みついてきます。

かといって打ち負かすこともできません。

そうゆう世界だと認識できるまでは

大きな取引は避けた方が良いでしょう。

dog

例えば、初対面の子供と犬がいるとします。

子供は犬が好きで

お友達になりたくて近づいていきます。

でも犬はそんなものはお構いなしに

吠え続け警戒します。

子供は興味本位で手を差し出します。

犬は子供の手に噛みついてケガを負わせます。

子供は噛まれた痛みと恐怖心で

泣き出してしまうでしょう。

この対面はとても危険で

悲しい結果となってしまいました。

子供は犬との接し方、

距離感の取り方が分からずに

自分が好きかどうかで行動してしまいます。

たまたま友好的な犬ならばケガをすることなく

お友達になれたでしょう。

でも犬の気持ちの全てを

子供には理解できません。

警戒している雰囲気を

汲み取らないと

いけなかったのでしょうが

もちろん子供にはわかりません。

大人ではどうでしょうか、

犬の気持ちが理解できなくても

その犬の様子から

嚙みつかれそうだな、危険だな、とか

甘えてきているなという

判断ができるのでケガをする

可能性は少ないでしょう。

警戒心の強い犬には近づかないという

判断ができるからです。

子供と犬のお話はたとえ話ですが

株式投資の世界でも同じことが言えます。

株式市場も何かしらの情報

サインが出ています。

それらの意味が理解できないうちは

安易に手を出してはいけないのです。

特に、大きな金額での取引は

大きな損失に繋がってしまいます。

小さく始める

小さな金額で取り引きを行い

損失も小さなものにとどめる

この感覚が大切です。

最初のうちはシミュレーション機能

使って練習するのも良いでしょう。

これならば実際の金額の損失を

免れることができるからです。

レバレッジの危険性

投資の世界ではレバレッジというものが

存在します。

簡単に言うと借金みたいなものです。

例えば100万円を口座に入金しているのなら

それを担保に3倍の300万円まで

取引ができるようになります。

株価1000円の株式を通常なら1000株までしか

買えないところを3000株まで

買うことができるのです。

(手数料などの計算は省きます)

株価1000円の株が1500円に上昇したら

500円✖1000株で50万円の利益となります。

もし、レバレッジをかけていて

3000株で買っていたら……。

500円✖3000株で

150万円の利益となるのです

レバレッジをかけると小さな元手で

大きな取引が生まれます。

しかし

当然損失を出した場合は

損失3倍です。

先ほどの株価1000円の株が500円まで

下落してしまった場合

通常なら50万円の損失になるところ

レバレッジ3倍なら

150万円の損失となります。

もともとの資産は100万円でしたので

100万円-150万円でマイナス50万円

資産は全て失った上に

50万円の借金となります。

株式投資で大きな借金を背負う

というエピソードは

このレバレッジの扱い方を

間違ったときに起こります。

冷静な時には馬鹿なことをしているな

思うことでも

負けてイライラした時などに

大きく張ってしまう。

負けを取り戻すためにレバレッジをかけて

無茶なトレードをしてしまう

そのようなことが誰にでも起こりうるのです。

なのでこのような破産を免れるためにも

自分にスキルや経験が備わっていないうちは

全力、全財産を掛ける、

レバレッジをかけるトレードではなく

小さく始めることを

おすすめします。

ということで

本日も読んでくれてありがてぇ

まったね~☆

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