
ねぇねぇ、とうしょうって何?

東証の事かい?市場の名前のことだよ

いちばの名前なのか…。
昨日リンゴを買いに行ったよ

『いちば』じゃない、『しじょう』って読むんだよ

株って野菜のカブのことだったのか

全然違うね!!

明日、いちばに行って、カブ下さいって言ってみよ~

何も聞いちゃいねぇな
株式投資初心者のみなさま
東証一部上場(とうしょういちぶじょうじょう)
という言葉を聞いたことはありませんか?
株式投資の世界を知らない人からすると
一部分が上場?何か部分的な上場ですか?
と思われるかもしれませんがそれは間違いです。
企業が東証の一部に上場したという意味ですね。
サッカーでいうとJ1に近いものですね。
本日は株式市場
(かぶしきしじょう:と読みます。)
のお話をしていきたいと思います。
日本には4つの市場(証券取引所)があり
そこに企業が上場(登録するイメージ)すると
たくさんの人と株の売買ができる仕組みです。
4つの市場
日本の4つの市場とは
- 東京証券取引所
- 名古屋証券取引所
- 札幌証券取引所
- 福岡証券取引所
この中でも一番活況があり、
有名なのが東京証券取引所です。
この市場の名前を略して東証と呼んでます。
さてこの市場
東証の中には区分があります。
※東京証券取引所(東証)は
2022年4月で区分が整理され
名前が変わりました。
しかし、書籍などには旧名で記載されているので
このブログでは旧名で説明させて頂きます。

4つの区分とは
東証1部
東証2部
マザーズ、ジャスダック
サッカーで例えると
J1、J2といったところでしょうか。
マザーズとジャスダックは簡単に言うと
上場したての企業が集まります。
上場には審査が必要で
マザーズとジャスダックでは
その審査基準の項目が違います。
審査に合格したら
企業は上場したと言えるわけですね。
時価総額、株主数、事業継続年数など
色々な審査基準項目をクリアすると
マザーズorジャスダックから
東証2部へ昇格し
さらに東証1部へと昇格する。
ちなみに東証1部上場企業は
一流企業や大手企業が名を連ねています。
上場するメリット
企業側からすると
株式市場に上場するメリットは
- 資金の調達ができること
- 名前を覚えてもらえる
- 上場してますと言える(ブランド力アップ)
- 東証一部上場企業ですと言える(さらにブランド力アップ)
というメリットが存在します。
企業は利益を上げなければいけません。
利益を上げるためには信用力が必要です。
信用力を上げるには商品やサービスの質
価値を上げることが必要ですが
ブランド力=信用力に
なることもあります。
皆さんも無名メーカーの商品よりも
有名メーカーの商品の方が
安心感があり、購入に繋がったという
経験をしたことがあると思います。
企業は上場することでブランド力を
上げることができるのです。
上場するデメリット
しかし、デメリットも存在します。
上場する為の厳しい審査に
合格する為の労力が増える。
上場後は決算書や報告書などの
作成と提出業務が増える。
株主の存在を意識しなければいけなくなる。
※株主の存在を意識するとは
例えば利益には繋がりにくいが、
社会の為になるような事業が通りにくくなる。
株主の利益優先になる。
上場している企業は良い企業?
上場している企業=良い企業
上場していない企業=ダメな企業
という判断はできません。
自分たちで売り上げを上げて
そのお金は従業員に配ろうぜ!!
という会社の方が
従業員はモチベーションが上がるでしょう?
良い企業かどうかは社会やお客様、
顧客、従業員にいかに貢献できたかで
判断した方がいいですね。
しかし、上場していない企業の株式は
私たちには売買できないので
投資家からするとそうゆう企業は
別の世界のお話になるわけです。
株式の売買
さて、上場している企業の株式を買うには
どうしたらよいのかというお話です。
東京証券取引所に行って
購入するわけでもありませんし
電話注文もできません。

図のように
私たちは証券会社に登録をして
証券会社に注文を行い、
証券会社が発注をして
売買の注文をおこないます。
それらの注文が証券取引所に集められて
売買が成立なら
証券会社を通して連絡が来ます。
(パソコン上なので一瞬ですが)
そのため基本的にどこの
証券会社も売買手数料を取ります。
それがその証券会社の利益となるわけです
その証券会社が楽天証券であったり、
SBI証券であったりするわけです。
ということで
本日も読んでくれてありがてぇ
まったね~☆
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